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配賦(はいふ)とは?


配賦(はいふ)とは
原価計算する上で、ある基準で費用を配分処理することである。
原価計算では避けては通れない用語であるが日常一般的な用語ではない。

配賦で一番重要なことは「配賦基準」である。
具体的な配賦基準として
・売上高
・人員数
・直接費用(材料費)
・直接工数
・設備稼働時間 など妥当な基準をきめ、この基準をもとに発生費用を配分する。

計算式としては(上記に配賦基準にあてはめたとして)
(売上高)  発生費用 ÷ 売上高 = 単価
(人員数)  発生費用 ÷ 人員  = 単価
(直接費用) 発生費用 ÷ 材料費 = 単価
(直接工数) 発生費用 ÷ 工数  = 単価

どの配賦基準を採用するか?
たとえば、材料購入に伴う調達関連の費用、資材管理の費用は、材料費で配賦するのがもっとも実態にあっているであろう。直接作業に連動する生産技術関係の間接費は、直接工数で配賦するのは妥当とも言える。

採用する配賦基準次第で、大きく判断を誤ってしまう可能性がある。費用配分結果が、全く異なる数字になるからである。
たとえば、配賦基準を「売上高基準」にした場合と「工数基準」にした場合とを比較すると、工数がかからない売上金額の高い製品の場合、売上高を基準にした方が配賦金額が多くなり、原価が高くなる(工数を基準とした場合と比較して)

配賦で重要なことは、「配賦基準の設定」である。
適正な配賦基準の設定のために、配賦する費用が、どのような原因で発生し、それがどのように利益に貢献しているか検討し、配賦基準を設定することが重要となる。

財務会計上の原価計算をする上では配賦はさけて通れない。

 

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